須磨海浜水族園（兵庫県神戸市）は、日本で初めての水族園。オープンは1957年で当時は須磨水族館と言われていました。阪神間最大級の海水浴場・須磨海岸にあり、神戸市民をはじめ関西地方の人たちに広く親しまれています。愛称は『スマスイ』。東京周辺にも葛西臨海水族園や、スカイツリーのすみだ水族館がありますが、この須磨海浜水族園の話を聞いて、ぜひ行ってみたくなりました。

このスマスイで、特に最近注目を集めているイベントが、夏の「須磨ドルフィンコースト」。7月～8月にかけて須磨海岸の東端の海でイルカ2頭を放し飼いにするもので、海を自由に遊泳したり浅瀬にやってくるイルカを間近で観察（ドルフィンウォッチング／自由観覧・無料）。海やイルカについての飼育員のレクチャーもあり、また、桟橋を歩いて行ける浮島で、イルカに餌をあげたり、サインを出したりしてイルカと遊ぶこともできます！

夏でなくても、イルカのライブショーや、さかなライブ（テッポウウオ・デンキウナギ・ピラニアが餌をとる様子の実演）、ラッコのお食事ライブ（ラッコがサケ・イカ・貝などを食べる様子の実演と解説）など無料のショーがほぼ毎日あり、有料のショーでは、イルカやアザラシに触ったり、ペンギンにエサをあげたりすることができちゃいます！1歳以上からならできるので、小さい子ども達は大喜び！とてもうれしい体験ですね。

園内には、遊園地もあります。やっぱりお魚さんたちだけだと飽きてしまう小さい子には、メリーゴーランドやアンパンマンの乗り物なんか、うれしいですよね。お弁当広場には、レストランやフードコードもあるし、1日中遊べます。

ほかにも須磨海浜水族園では、新年のカウントダウンや、夜の幻想的な水族館「須磨アクアイルミナージュ」など、楽しいイベントが目白押し！観光地としてもデートコースとしても最適な場所です。

「スマスイ初夢プロジェクト」という年末年始のイベントでは、スマスイ（須磨海浜水族園）で叶えたい夢を子どもから大人まで年齢制限なく募集して５件を実現。「大好きなイルカの餌をつくりたい！」「アナコンダを首に巻いてみたい」などの夢を叶えてくれたんです！

2015年３月からは、「昔懐かしいデパートの屋上遊園地」がコンセプトの「水辺のふれあい遊園」が屋上展望広場にオープン。あの可愛いカピバラがお湯につかっているすぐそばで、「カピバラと一緒に入っている気分」を味わえる足湯もあるそうです。

こんなにユニークな須磨海浜水族園。神戸に行ったら、ぜひ子ども達と行ってみたい観光スポットですね。（写真は須磨海浜水族園公式サイトより）

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