松きのこ、松なめこが、香りと食感のいい新しいキノコとして人気が出ています。京都などの料亭でも使われるほど！ＮＨＫ「あさイチ」でも紹介されていましたよ。

もともと松茸がたくさんとれていた広島県世羅町で作られ始めた、松きのこ・松なめこ。今では京都や佐賀県にも生産者がいます。松きのこ、松なめこの味、価格、食べ方・レシピを調べてみました。「ふるさと納税」対象のものもあります！

松キノコは、名前のとおり、松茸としいたけを掛け合わせたもの。松茸菌としいたけ菌が共生し突然変異で生まれたそうです。香りや風味は、松茸のよう。そして甘みがあり、食感も歯ごたえがあります。生のまま、手でさいてポン酢などで食べるのもおすすめの食べ方です。

生で食べた人は、最初は松茸の風味がして歯ごたえもまるで松茸。最後はシイタケのような旨味をとても感じるなどと表現しています。

しっかり管理された大きなハウスで、雑菌もなく、無農薬で栽培されているので、虫や汚れの心配はありません。だから調理するときも、水洗いしなくてＯＫ！そのほうが香りをより楽しめます。また調理しすぎないことがポイント。焼きすぎ、煮過ぎなどに注意しましょう。保管は冷蔵庫で。よい香りと、甘みの感じられるキノコです。

食べ方やレシピは、
・バター焼き（かさに切り目を入れて半分にし、フライパンで20秒ぐらい火を通したら、塩コショウ・バターを適量入れ混ぜる）
・松きのこパスタ（スライスした松きのこ、バター、塩、オリーブオイルをボールに入れ、茹でたパスタを充分あえる）
・天ぷら
・網焼き
・スライスしてサラダにいれる
・ホイル焼き（グリルで１～２分焼、ポン酢などで食べる）、など様々。

生食できるので、スライスすればサラダや和え物など何にでも合わせられます。調理をするときには、松きのこの軸の一番下１㎝～1.5㎝ぐらいは菌床の匂いがするので切り取って使います。

気になる価格は、1パック（5本～7本くらい？）で500円～1000円前後だったり、3本ぐらい（120ｇ）で1000円ぐらいのものもあります。お店や生産者によって大分違うみたいですね。いずれにしても、シイタケと思ったら高価なシイタケですが、松茸と思うと激安松茸、っていうところでしょうか。広島が主な産地なので、広島の道の駅などではやや安い値段で買えるようです。

ただ、安いもの（1パック200円前後など）を買った人で、松茸の香りはしなかったという口コミもあります。やっぱりそれなりの価格のほうがいいのかもしれません。

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松なめこは、松茸菌となめこ菌の掛け合わせから生まれたもの。普通のなめこより大きくて、30倍ぐらいになるものもあります。なめこと言うと、あまり香りは想像できませんが、この松なめこは、とても香りが強く歯ごたえもあります。

傘の部分には、なめこ独特のぬるぬる感があり、軸の部分は松茸のような歯ごたえ・食感！松なめこは、軽く火を通して食べます。

食べ方やレシピは、
・軸が太いものは、松茸のように網焼き・天ぷら、バター炒めなど。軸が細いなら、煮物や汁物にするといい
・お吸い物
・なめこご飯（まるで松茸の食感が楽しめます）
・和え物
・松なめこおろし（レンジに数分かけ、大根おろしで食べる）
・鍋物に入れる
・卵とじ
・なめこそば

など、これも工夫次第でおいしく食べられます。

価格は、松なめこもスーパーと通販では違うようですが、1パック300円ぐらいや、300ｇで900円など。220ｇで1000円少しのところもあります。

完全な松茸の代用品のキノコと思うと、もしかしたらがっかりする人もいるかもしれません。松茸の香りは少しするけれど、新しい食感のきのこを食べると思って、試してみるといいかもしれませんね！

<<データ>>
●あさイチで紹介されていたきのこ農園
世羅きのこ園
住所：世羅郡世羅町田打413-6
TEL：0847-25-4156

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