100歳以上まで長生きできる?!抹茶のパワー、効能、摂り方

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100歳以上まで長生きできる?!抹茶のパワー、効能、摂り方

日本で100歳以上の人口がとても多いという島根県。そこで、県民が大変良く口にしているのが、抹茶だそうです。


ということで、「名医のTHE太鼓判」というTBSの番組(2019年7月1日放送)では抹茶の大特集。島根県ならではの食べ方も紹介されていました。

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「抹茶はダイエットにも良くてメタボにならないから、長寿の人が多いのでは?」という意見もある抹茶。これから、毎日少しずつ摂ろうと思いました!

抹茶の成分や効果・効能とは?


抹茶は、煎茶と同じお茶の葉から出来ていますが、一定期間(4月~5月頃)は日光が当たらないようにカバーをかけた中で育てます。


太陽光が届かないことで、葉を厚くするための栄養が枝が伸びるのに使われ、葉は薄く柔らかい、そしてタンニン(渋み)が少なくてテアニン(旨み)多いものになります。また、葉はより緑色になります。


約1年かけて作られた葉を、最後は石臼で挽くのですが、石臼で生産できるのは1時間に40g~60gとのこと。こんなに手間暇がかかるので、抹茶は普通のお茶より高くなってしまうんですね。

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抹茶に含まれる成分とその特徴は、


●アミノ酸が豊富で、旨みの多い葉

●ポリフェノール(茶カテキン)が、煎茶の約2倍

●ルテイン(カルテノイド)などを含む・・・これは茶葉をまるごと摂取するためで、煎茶の抽出液には含まれないものです

●タンニンが、脂肪の吸収を抑制し、分解を促進する


また抹茶の腸内フローラへの影響を調べた研究では、「1日2回(朝夕)、1~2週間の飲用で、大腸炎、大腸がんの発症・悪化と関係するとされる悪玉菌が大幅に減り、逆に酪酸という腸内によい酸を作る善玉菌が大幅に増加」という結果が出ています。


また、肌の血流を良くするのではないか、「テアニン」と「カフェイン」の両方が含まれているのがストレス軽減に良いのではないか、なども研究結果から推測されています。

島根県での抹茶の飲まれ方


島根県は、江戸時代後期の松平治郷(まつだいら はるさと)という第7代藩主がお茶の趣味があり、江戸時代の代表的茶人の一人。不昧流(ふまいりゅう)という茶道を作った人です。


その影響で、今でも松江にはおいしい和菓子が多く、茶器から発展して焼き物・陶器も盛ん。


そんな島根県では、「名医のTHE太鼓判」によると、1日3回の食事のあとにサッとお茶をたてて、抹茶を飲む家庭も多いのだとか。そして、職人さんたちも、お水の代わりに「水出しの抹茶」を飲んでいるという話もありました。


また「鯛の抹茶お茶漬け」も鳥取県ならではの食べ方のようです。

おすすめの抹茶の食べ方、飲み方


毎日でも食べたい/飲みたい抹茶。いつものコーヒーを抹茶ラテにしてもいいですね。

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抹茶を使ったおすすめの食べ方は、こんなものがあります。


抹茶+納豆


納豆に抹茶を入れて混ぜるだけ。いつもの納豆がよりヘルシーになります。(抹茶は、納豆の善玉菌のエサとなります)


誰でもできる!水出し抹茶


空のペットボトルや水筒などに、水を入れて、それにあった量の抹茶を入れ、好みで氷を少し入れて、良く振って混ぜます。


2~3時間おきに100mlずつぐらい飲みます。飲む前に、ボトルを再度ふったほうがいいです。(一度にたくさん飲むよりは、少しずつのほうが効果が続くため)


ヨーグルトや牛乳など、何にでも混ぜる


鯛の抹茶お茶漬け


温かいご飯に鯛を乗せる。抹茶をふり、薄口しょうゆをかける。ほうじ茶を入れてお茶漬けにする。


白身のさっぱりした鯛にとても良く合うと「名医のTHE太鼓判」で食べた人たちからも絶賛。良く天ぷらで塩抹茶が出たりしますが、それを思うと、おいしいのもうなずけます!


抹茶をたてるときは、抹茶2~2.5gを80ml程度のお湯(40~60°)で、茶せんで泡立てて飲むのが良いようです。時間はいつでもいいのですが、例えば、1日2回、昼食後や夕食後だとリラックス効果も感じられて良いかもしれないそうです。


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